愛海「あたしも行ったよ」
卯月「愛海ちゃんその同僚のアイドルの握手会にお客さん側で参加する技なんなんです?」
愛海「765プロダクションの人に教えていだいたんだ」
卯月「で、そのときの話なんですけど、一人のお客さんが遅刻されたんです」
愛海「うわーかわいそー。下世話な話だけど、割とするもんね」
卯月「そうですね。私にそれだけの価値があるのかないのかは兎も角、割とします」
愛海「でも入場でスタッフさんに止められるでしょ」
卯月「はい。でも、あの時の会場はたまたまそのやりとりが見えるんです。
それで…… スタッフさんがもう時間が過ぎてるからダメだよって伝えたんですけど」
愛海「こればっかりはね」
卯月「はい。仕方ないんですけど、そのことが楽屋で話題になったんです」
愛海「ニュージェネの三人で?」
卯月「未央ちゃんが少しぐらいサービスしてあげればいいのにと入れてあげるべきだと主張しました。
凛ちゃんはそれを言いだすと後五分もう十分とキリがなくなるから仕方ないと言っていました」
愛海「らしいなあ。それで、卯月さんは?」
愛海「そんなの認められないよ、認められないからアドレス交換だけして後からファンの子のお山をうっひひひっ」
愛海「未央さん派かなあ。設営と後片付けがあるからスタッフさんの意見を尊重しないといけないから、そうするか否かはあたしが決めることじゃないけど、
卯月「らしいですね」
愛海「それで?」
卯月「私は演者である私たちにそれを考えさせないで欲しい、と思いました」
愛海「それは…… どうなんだろう」
卯月「だって、私のワガママでお客さんを一人後から入れたせいで、スケジュールがどんどん後ろ倒しになるのは嫌ですし、
かといって私の目の前でお客さんが落胆するのを見るのも嫌ですもん」
愛海「そうだけど、そうだけども…… でも、そうだなあ、あたしもしたいことやりたいことが全部できるわけでないしなあ」
卯月「結局、アイドルといっても、プロデューサーといっても、自分で出来ることって少ないですね。
私は演者でしかなくて、ステージの上やその場にしか携われないから、全部を管理する立場じゃないんですもん」
愛海「そうだね、それはすごく思うよ。ステージの上でお客さんが見るのって全体の1割ぐらいしかないんじゃないかな」
卯月「でも、お客さんにとっては、それが全てもあるわけで。
愛海「なるほどね。だからこそ、あの入場のゴタゴタをアイドルに見せるのは不要なインプットであり、本来アイドルの考える仕事じゃないってことかな」
卯月「はい。プロフェッショナルとして、私の仕事じゃない部分はそうだと認めて、他のプロに任せるべきです」
愛海「それで、それをプロデューサーはなんて言ったの?」
卯月「まだ聞いてません」
愛海「うーん、どう答えるだろうね」
愛海「ええええ!?!? ちょ、ちょっと待って、これ真面目な話じゃないの?」
卯月「前振りです」
愛海「えー、時間もうないよ」
ラジオネーム「雷句誠の自尊心と安野モヨコの性欲の狭間で」さんから頂いた、握手会に遅刻したファンへの対応。
卯月「ラスト二。ラジオネーム「私と手塚るみ子どっちが好きなのよ! と世迷言をほざく竹熊健太郎」さんのメール。
『光画部時間だから! ほらカメラ! 光画部時間だから! ほらカメラ!』」
卯月「ラスト。ラジオネーム『大高忍 個人撮影 でワード検索したあと再生時間でソートしても三十分以上の動画がでてこないよ!? なんでなの!?』さんの、握手会に遅刻したファンへの対応。
『私たちは今ここにいて。
それぞれ目標も考え方も違ってて、それでもこの握手会のためにみんな集まったの。
それが今なんだよ。
誰か一人でも欠けちゃったら次のステージへは行けない。
その前にやっぱり私だから、
全員で走り抜きたい!
愛海「握手会への熱に実感がこもってそう」
卯月「というわけで、今週もニュー」
愛海「乳」
アホみたいに新着にあがってるアイマスの話題のなにかを隠喩してんの? 解説よろろ