2017-07-27

https://anond.hatelabo.jp/20170727042622

ドストエフスキーを「リアルじゃない」とか宣うのって、実際に読んだことないんじゃないかしか思えない。

ドストエフスキー自身てんかん持ちで健康面に不安をかかえていたり、父親農奴に殺されたり、過激政治活動がもとで銃殺刑になるところを直前に恩赦されたり、とにかく波乱万丈な人生を生きた。

小説にもそんな波乱万丈な経験が十分に活かされている。

ドストエフスキー24歳のときに「貧しき人々」で小説家デビューを果たしたが、「貧しき人々」の、少女家庭教師とのあいだの密かな恋や、家庭教師が死んだあとの父親の哀しみようなどは真に迫っていて、読んでいると心をえぐられるような気持ちになる。

今の時代にそぐわないなんてとんでもない。

時代を超越した普遍的な魅力がドストエフスキー作品群にはある。

って、こんなこと改めて言わせんなよ、恥ずかしい。

  • そんなんわかってるし、ドストエフスキーは偉大だが、手垢がつきすぎ、評価を表明するだけで面倒くさくて、現在形でないってことだよ フレッシュじゃない

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