2017-07-13

学生の頃の夢を見た

逃げるかのように学校の階段を勢いよく駆け下りて、自分の席に座ったところで目が覚めた

中学 高校

いい思い出だったかと聞かれたら、首を横に振る答えしか私にはないのだけど

プールの後に国語の授業で塩素香りを感じながら居眠りをすることも シーブリーズの貸し借りをする男女も

生温い風を感じることも 嫌いな薬品匂いがする生物室で昨日見ドラマの話をすることも 音楽室でいろんな楽器勝手に見よう見まねで奏でることも 屋上愚痴をこぼすことも 購買で苺のサンドイッチを買うために走ることも

全校集会文化祭修学旅行遠足新入生歓迎会卒業式 よくある行事だけど 学生の時にしかない特別イベント

もう ない のか

無い

嫌な思い出では ないのかもしれない

ただ、良くはない

だけど

しっかり覚えていることはあった

ちゃんと自分の中に存在してくれていた

それでも良いのかもしれない

たぶ ん

暴力を受け隠しようがない痣と傷だらけで登校した日、気付いた教師は気付かないフリをしてくれた 人間なんだなと思った

別に助けてほしいと思っていなかったし期待もしていなかったか

後日その教師は私に好きなアイスを買ってこいと、200円を渡した

夏休みの間、アルバイトをしながら様々な努力をした 自分を変えたい一心

気持ち悪いほど周りの私への対応が変わったくらいには変化がでた

見た目が変わって良かったとは思っているが、精神的な面は何も変わらないどころか精神病棟に隔離されるほど酷くなってしまった わけがからない

外見への執着は増す一方で、内面の汚れは落としても落としきれない

見つめ直そうと思う

大きな課題

アイスでも食べながらなんでも受け止めることができる っていうくらいの気持ち自分の悩みと向き合う時間必要

もう寝よう

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