もし子どもできたとしても、せめて1歳までは子供を保育園に入れたくない。
0歳児はまだいい。
国の最低基準によれば、保育士の配置は0歳児3人につき1人だ。
問題は1歳児だ。
正直、面倒を見切れないと思う。
1歳児といったって、3月生まれの子は4月生まれの0歳児と1ヶ月しか変わらない。
入園当初から歩き回れる子もいれば、まだハイハイの子もいたりして個人差がデカイ。
1歳児はまだまだ甘えたい時期だ。
保育士には自分だけを見て欲しいし、おもちゃは独り占めしたい。
実際、子どもが保育士にだっこされてる子に嫉妬して叩く、おもちゃの取り合いで蹴るなどのケースは日常茶飯事。ひどい時には噛みついたりする。まだ言葉でうまく表現出来ないから噛んでしまうのだが、本当に噛みつきは怖い。レベルの違う悲鳴が響き渡る。
1歳児はまだ集中力が低い。大人が適切に遊びを広げたり深めたりしなければ、1分も持たずにポイとやめてしまう。
また細かい手の動きが難しく、握力も弱いので、大人からすれば簡単すぎるようにパズルやおもちゃも思うようにできない。
「やって」と訴えかけられたときに一緒に手伝うなど反応してあげられないと、これまた嫌になってすぐにやめてしまう。
「遊び」というと簡単そうに聞こえるけど、実は乳幼児期の子どもにとって一番大事な要素だ。
遊び込めていないとどうなるかというと、つまらなさを紛らわす刺激を求めて、部屋の中でやたら大声を出したり、走り回ったり、他の子がおもちゃで作ったものを壊したりするようになる。
そのままいくと、遊びで本来育つはずの集中力や「自分はできる」という自信が育たなくなる。そういう「遊べない子」というのが3〜5歳の子で今すごく多い印象がある。発達障害というわけではなくても、そういう子が小学校に上がったときに適応できずに小一プロブレムになったりする。(まあこれは家でも遊べてなくて親がアニメとか動画ばっかり見せてるのもあるんだけど。)
そんな時期の子どもの面倒を見てもらう保育園は、ほぼ運で決まる。
保育園の当たり外れはもちろん、同じ保育園でも担当の先生によって保育の質は全く違う。
おまけにこの1歳児の配置基準。