従業員数600人程度の会社に勤めているが、社内に「度を超えた馬鹿」が数人いる。少し特殊な会社で、色々な事情があり、余程のことがない限りクビが切れないし、追い出し部屋のような部署も作れない。従って、雇ったが最後、馬鹿を雇い続けなければならない。まぁ、組織的には馬鹿を雇った管理者が一番悪いのだけれども、責任の取りようもない。クビに出来ないんだもん。
さておき。俺は常々、こういった「人事的な負の遺産」は、短期的に異動させ、あちこちの部署を巡らせて、会社全体でシェアすべき、と主張している。これには理由が2つある。
1つは、公平の精神。特定の部署にゴミを押し付けるのは、フェアではない。みんなで分担するのが、組織というもんだろう。
もう1つは、評価の共有だ。閾値を超えた馬鹿は、予想外の行動を取り、とんでもないトラブルを起こしがちだ。しかし、馬鹿は行動に論理が伴っておらず、自己を省みる能力も無いため、トラブルの原因を分析することが難しい。このため「この馬鹿が如何に駄目なのか」を言語化することが困難で、評価を他者に正確に伝搬することが難しい。
このような理由から、馬鹿に直接関わったことがない人間は、妄言を吐きがちである。「どんなに馬鹿でも使い道はある、使い方が悪いのでは?」と。そして、馬鹿の面倒をみている上司の評価を不当に低く見積もる。悪いのは馬鹿なのに。馬鹿が、度を超えて馬鹿なのが悪いのに。これは本当に不毛なことだ。
では、どうすべきか。どうすれば馬鹿の評価を正確にシェアできるか。簡単な方法がある。実際に関わらせることだ。度を超えた馬鹿は、関われば分かる。馬鹿だと。無理だと。これは仕方がない、と。ここまでやれば、不当に下げられた部署の評価は持ち直して、不当に下げ止まっていた馬鹿の評価は正当に下がる。
まぁ増田が何らかの理由でその人嫌ってるだけだよね
こんなトコに長文書くお前が無能 福島産でも食ってろ