「老人に回す福祉は予算無理だから切り捨て、若い世代にお金を回す」
というペーパーが出て賑わせている。
割りを食いまくった氷河期世代の人たちは
このペーパーをよくやった!よく言ってくれた!と見る向きが多いように思う。
もちろん政府が転覆すれば大きく変わるだろうが、現実的には考えにくい。
実際は10年、20年という時間のうちに、
社会のマインドが「老人は切り捨てて若いやつが生き残ることに最適化されるべし」
に変化していく。
そのころ僕ら氷河期世代は60代になっている。
就職の時に大きなダメージを受けて、そのまま訓練が積めず歳をとり、
そして、老齢期では見捨てるというマインドが一般的になる。どこまでも絶望的だ。
僕らの老後に重くのしかかるものであると認識しなければならない。
社会の中核を担えている今のうちに、
僕らは僕らの生き残る道を探しておかないと大変なことになりそうだ。