今回はやわらかスピリッツ
生活保護費を懐に入れるために生殺しにしているという、貧困ビジネスをより裏家業独自の論理で形成しているのが興味深い。
それにしても、みちたかくんってそんなに名の通っている設定のキャラクターだったのか。
「みちたかくん」ってのは恐らくコードネームなんだろうけれども、妙なネーミングチョイスだよなあ。
主人公のコードネームがアレなのは、依頼の窓口がデリヘルっぽいからなんだってのが分かるけれども、「みちたかくん」はどういう経緯なんだろうか。
あと、当たり前のように再登場しているけれど、生きとったんかい。
薄々感じているんだけれども、この作者、或いは編集の人の方針なのだろうか。
「フィットネス」をテーマに漫画を描きたいわけではないんじゃないかな。
或いはフィットネスにおける別の側面を主体に描きたいんじゃないかと。
でもフィットネスっていったとき、やっぱり主体となるべきは運動であって、ならばその描写をどうするかだと思うんだよね。
登場人物たちが運動をする描写がおざなりというか、どちらかというと添え物もいいところで。
しかも痩せているとかいう描写が今回あって、結構な時間が作中で経っているはずだから、本当に描写されていないだけで、結果だけ見せられているんだよねえ。
現状まだ5話なわけで、マンネリ化したから方向性を途中で軌道修正したとかでも、話に広がりを見せるために人間ドラマも描くとかではない。