2017-03-31

きらいなひと

私には殺したいくらい嫌いな人がいる。

息を吸うように人の悪口をいい、どしゃぶりの雨の日友達を傘に入れず、どんなに仲が良くてもしれっと陰口をいい、先輩にはタメ口を使い、構ってくれないと拗ねてキレて帰ったり、空気が読めない。

でも、その人は、

可愛くて、細くて、綺麗な肌で、メイクマ上手くて、センスが良くて、おしゃれで、なんだかんだ好きなことやってる。

可愛さと細さは彼女努力で手に入れたものらしい。

私は、彼女より愛想が良くて、人とのコミュニケーションが上手くて、友達が多くて、悪口なんか滅多に言わないし、構ってちゃんなこともほとんどない。

でも虚しい。

死ぬほど嫌いな彼女が私よりまともな生活して私より好きなことやって私より可愛くて細くてモテたりするのが心底許せなくて、心底羨ましくて、心底気持ち悪い。

嫌いだから気になる。嫌いだから顔を見たらツイッター監視したりLINEアイコン定期的に見たりしちゃう。そんな自分気持ち悪い。

私はデブスだから皆にいじってもらって友達もいるけど、デブスじゃなかったら多分なんの面白みも無い人間なんだろうけどいい加減デブもブスも脱出したい。でも意思甘すぎてどっちも脱出できない。

あいつが明日死んだら万歳三唱しちゃうくらいだけど、あいつが死ぬほど羨ましいんだよ、結局。こんな自分惨めで嫌だな。

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