スッキリの女子アナが可愛くない、って入社当初から思っていた。
読モだったから受かったのか、顔のパーツは全て「可愛い」とは言えない。
でもそれっぽい態度にムカつく。
数年たち、やっぱり可愛くない、って思った。弟と連呼した。「やっぱり可愛くないよね、何度見ても可愛くない」
言いながら頭の中で「一番可愛くないのはお前だよ」と聞こえた。
全ての努力を無視して、きらびやかな部分だけを享受できたとしたら、私は女子アナになりたいだろうか。
めっっっっっっっっっっっっっっちゃなりたいわ、ボケ。
今日は女子の日だからか、根底にある自信のなさ(という言い訳の行動をしていないだけ)なのか、
やっぱりきらびやかな世界には憧れるんだよ。その裏の汚い部分は受けなくて済むのなら、絶対きらびやかな方に行きたい。
ちやほやされたい。「すごいねっ」って言われたい。つまり「他人から賞賛されたい。」
自分に良さがあるように彼らにだって良さがあるのに、ゴリゴリの外資コンサルには「生理的に態度がムリ」と拒否
勉強したくて時間を割いているのに、いざとなると集中力が発揮できなかったり
勤務時間の半分は世間話してるだけなオッサンは、やっぱり光る部分があるし年上を気にして強気になれず
もっと仲良くなりたいと思う人ほど、心に壁を作ったり
視野を広げたいと思うのに、人脈を広げることは億劫になってきた
遊びって分かっているのに、今日こそ好きだと言ってくれるかもしれないと期待して誘いに乗る
とってもめんどくさいな、もっと気持ちが小さいうちに言葉に出来ていたらこんな矛盾した野郎にはなっていないだろう
大人になれないな。
きっと「じゃない」方が気になる星に生まれたに違いない。