朝青龍の優勝がかかる一番であっても、場内は対戦相手の魁皇の応援一色のムード、誰も自分を応援してくれないと朝青龍はやるせない気持ちになっていた。
そんな時、2人の客が朝青龍を応援する声に気づいた。朝青龍は自分を応援する人がいてくれることに感激した。
そして魁皇を盤石の相撲で寄り切って7連覇を決める。勝負が決まった後、図ったように目の前にその2人の客がいて、たがいにガッツポーズをして応える。懸賞を受け取る朝青龍は号泣していた。
照ノ富士は、そういった自分を応援してくれる人の姿を、見つけられたのだろうか。
これを書きながら、なぜか涙が止まらない。
どうせヤラセでしょって思いながら見てた