2017-03-21

二分の一成人式って多分モンペ対策だよね

http://makomako108.net/2017/01/05/nibunnoichiseijinshiki5/

実際、2分の1成人式に出席した親です。そして、元教師でもあります。13年ほどやってました。

この記事に概ね同意意見SNSでよく見る。読んでみて、なるほどと思った。たしかにその通りと。

いっぽう、参加したときはそれはそれでやっぱり感動した。

うーん、なんだろうこの違和感

ところで2分の1成人式って、うちら子供ときはなかったよなと思った。

ただ、調べてみると考案自体1980年代という昔からのようだが、普及はどれくらいなのだろう。少なくとも私の学区では無かったです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/2%E5%88%86%E3%81%AE1%E6%88%90%E4%BA%BA%E5%BC%8F

さて先の記事に戻って考えてみますと、感動ポルノっていう表現を使っているけども、たしかになんかそういう押し付けがましさは思った。

子供は、決まった答えしか書けないよな、と。

参加してみて、いろいろな子供の夢や感謝言葉を聞いた。へえとか、将来の夢にYouTuber声優が多いのって今風だよなと思いつつも、

なんかバラエティ番組を見ているようにも感じていた。

まり、前述の記事で取り上げられている境遇の子供のことは抜きにして、とりあえず9割がたの親は感動ができるとは思いました(ベネッセアンケートより)。

そうなると、現場先生にも凄くメリットがあると気づきます

・夢を語るというプレゼン=正解のない課題をさせることで先生負担が減る

・親御さんに満足を与えられる=モンペ対策(こんな素晴らしいことをしてくれる先生!)

正解のない課題をさせることはとても楽なのですよね。

例えば、割り算の単元に入ったときそれを全員に理解させることは難しいけれど、だいたいが筋書き通りであれば良い作文は、ほんと楽です。

事前にある程度のテンプレプリントを配って、授業時間を割り当てるだけで良いんですから。あと、出来た子供に出来ない子供フォロー

をさせれば良いし。目標クラス全員の行事成功ですから、出来る子供も納得。

※もちろん全校生徒で合唱したりと大変な一大行事になっている学校もあるとは思うけれど。それでも「テストなどの学力関係ない授業」

というのは、それに比べれば気は楽だと思う。

そして、親御さん側も正解を持ち合わせていないため、ほとんどクレームはこないでしょう。

モンペ対策は言い過ぎにしても、ラポール形成には、費用対効果的にきっと相当のプラスだと思いました。

ただ「ほとんどこない」、というのは前述の記事のとおりです。

前述の記事のように、そもそも感謝言葉を全員が述べたい、という前提の行事なので、そうでないケースがあると成り立たない。

そして、記事の著者は「学習が本分」というが、本当にそのとおりと思います

ただ、その学習の前提であるクラス調和先生多忙さが、このような行事を安住させたのではないかと。記事を読んでふと思ってしまいました。

しかに感動はしたけど、たしかに無くても困らない・・・

感動ポルノちょっと煽りすぎだと思いましたけれど、冷静に考える機会を与えてくれたとは思いました。

さて、ですが、ただそれを「じゃー来年からやめようよ」と、一介の親が言い出せないもどかしさは残ります

教育って、楽な方に行こうと思えば、ほんと簡単に行けちゃうんですよね。

だって、よほど受験熱の高い学区じゃない限り、正解ってないですし、子どもたちも、ある程度は楽な方をやっぱり喜びます

まして、厳しいことを厳しくできる学校って、ほんと限られてると思うし。とくに公立はほんといろいろな生徒が来るわけで。

なんか教育制度って、細かい点ではおかしいと思うことはほんとたくさんあると思うのだけど、何からどうすればいいんですかね。

難しい。

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