2017-03-10

ミスに対して鬼上司から言われた一言で泣いてしまった

やな上司というのはどこにでもいるが、うちにも鬼上司がいる。

自分にも厳しいが他人へも厳しいタイプ

正論でぶん殴ってくる」という比喩は彼にぴったりだ。

事あるごとに彼からは叱られていた。

 

ある時、大きなミスをしてしまった。

首が飛ぶとまではいかないが、それなりの損失がでるミスだ。

顔面蒼白になりながら、そのことを報告すると、

上司はそっかの一言

損失は、彼の指示で最小限に抑えられた。

 

その後何も音沙汰がなく、逆に怖くなって

上司に「例の件ですが、何か処罰はないのですか」と聞いてみた。

彼は不思議そうな顔をしながら「なに?処罰って」

思わぬ返答に「え、、叱るとか」と思わず本音

 

それを聞いた彼は

「失敗をしていないと思う人間には、気が付かせるのに叱るけど、

失敗したと思ってる人間に叱る意味はないだろ」と

 

それを聞いて、うれしかったのか、それとも気が抜けたのか、

わず泣いてしまったのだが、

泣いている自分を置いて、そそくさと逃げ出した彼は、やっぱりちょっとやな奴だと思った。

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