閉じられた学校空間、たまたま席が近くて、気がつけば互いが好きだったらしくて、
共通の友人からそれを聞いて、両片思いから付き合い始めて、一緒に遊んで、ただそれだけで楽しくて、
でも彼女の親は不倫が露呈し離婚して、転校し、目の前から突然消えて、離れるしかなくて、ショックで、
しかし家族に裏切られて家庭が崩壊した彼女はそれ以上にショックだろうに自分は何もできず、何も言えず、
無力感と不信と、性と性欲への嫌悪感だけが今でもきっと拭い去れていないのだと思う
こうしてあの記憶を鮮明に追体験させてくる夢は、おっさんになってしまった今には完全に毒