2017-03-01

経緯2017

森友学園小学校 設置認可の経緯

02月28日 19時16分

大阪豊中市国有地を鑑定価格の14%の価格で購入した大阪淀川区学校法人森友学園」は、この土地で、ことし4月に、小学校の開校を予定しています

大阪府では、安定した学校運営担保するために、以前は、私立学校の設置基準で、小学校中学校をすでに設置した実績のある学校法人しか借入金による設置は、認めないという制限を設けていました。

ところが、幼稚園だけしか設置していなかった森友学園では、籠池泰典理事長が、平成23年7月に、府の私学課を訪れて、この基準を見直すよう要望し、大阪府は、このあと平成24年4月に、制限を無くす内容に基準改正しました。

その後、平成25年9月に、森友学園から大阪府に対し、豊中市内の国有地を賃借した上で、小学校を設置したいとする相談があったということです。

大阪府の設置基準では、学校自体が所有している土地しか、校舎の建設を認めておらず、この場で、学園からは、「10年以内に国から土地を購入する」という方針説明があったということです。

結局、翌年の平成26年10月に、森友学園は、設置認可を府に申請しました。

認可するどうかを審査する大阪府審議会は、平成26年12月に1回目が開かれましたが、財務状況や教育内容に懸念が示され、認可は保留となりました。

1か月後の平成27年1月に開かれた2回目の臨時会は、条件付きで、「認可適当」の答申を出しましたが、その後の審議会では、財務状況などについて疑問視する意見が出ており、最終的な認可はまだ決まっていません。

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170228/4285604.html

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