タイ人の知人は日本のお好み焼きが好きらしく、盛んに誘われるので
以前訪れた事のある広島焼き屋を訪れた。
店に入って店内を見渡すと3人組と1人で来ている人がいた。
この瞬間ちょっと嫌な感じがした。
実はこの店はそれほど広くない。
2グループがいると3グループ目の会話はどちらかに聞こえてしまう。
とりあえずメニューを見て
注文してしばらく経つと変なことが起こった。
店主のような日本人がやってきて変な会話になった。
多分店主「実は広島焼きはすごく大きくてライスまで注文すると食べきれないんです。
自分「食べきれない分は持って帰って食べるのでライスもお願いしたいです。」
多分店主「でもものすごく大きいですし、食べきれないと思いますよ。」
実は前回も同様のオーダーだったが特に何も言われなかった。
なんか変だなと思いつつ考えていると店主のような人が続ける
多分店主「実はライスを切らしてまして、買いに行かないといけないので・・」
多分店主「大一個分ならOKです。」
自分「ではそれを2個に分けてください。」
なるほど、実はライスがなくてオーダーに応じきれないものを多分色々理由をつけて
断りたかったんだなと思った。
でもタイの文化的には「材料切らしてるし今日はできません」でたいてい片付く話だし、
日本でも「材料切らしてるので、申し訳有りません。」一言ですむとおもうのだが
店主っぽい人はなぜこんな回りにくい上に嘘がバレた場合怒られる可能性もある
その後トイレに席を離れ帰ってきてからしばらく経つと隣からの会話が聞こえてきた。
集中してなかったので一部しか聞こえなかったが明らかに自分か知人、もしくは両方が
批判されてる内容の会話だ。
英語を話している人は今は他にいない。
しばらく聞き耳を立ててみるとどうやらこの批判している人物が中心人物らしく
多分ボスザル的な人で残りの2人は付き合わされている感じだろうか。
しかし隣の席から批判してくるとは非常識にもほどがあると思った。
嫌な気分になったのでそのあとしばらくして店を出た。
家に帰って考えてみると以前行った事のある沖縄料理の店は日本人だけでなく
だから「材料切らしている。ごめんなさい」の一言で済んだのかもしれないが
この広島焼き屋はいつも日本人しかいない、さらに喧嘩ふっかけてくるような日本人もいるわけだから
「材料切らしている。ごめんなさい」とは言えず、面倒な理屈を色々考えなければなかったのかもしれない。
海外で日本料理店を開くときは一定数外国人も集まるようにしないと変な日本人が
店主っぽい人が変な質問をしてきた理由はわかりモヤモヤが解消したが、
隣の席から批判してきたボスザルっぽい人に「失礼だろ。謝れ。」とでも言うべきだったのか。