今回はガンガンオンライン
煽りコメではゲームセットとかいうけれども、当然そんなわけはないことは分かりきっていて、要は練習する場を設けたってわけね。
やり直し回数に制限があることが新たに判明したことで、あの状況に緊張感が出てきたと思ったら、最後のアレである。
いや、プロ相手から打とうと思ったら、そういうこともしないと無理ゲーだってのは分かるよ。
いくら才能があるという設定とはいえ、試合を多少やり直した程度で勝てるようでは不自然なわけだし。
でも、ああいうことも可能だっていうんだったら、ご都合主義な上に緊迫感がなくなる。
じゃあ、どうするかっていうと、そもそものコンセプトが無茶なんだから、何してもご都合主義か強引な展開、説得力がほぼない展開にせざるを得ないという地獄。
頑張って帳尻合わせしているんだけれども当初のプロットが歪だから、それをやる度にどこかがまた犠牲になっている。
この「歪なコンセプトでどう帳尻を合わせていくか」というのが、本作の楽しみ方の一つかもしれない。
村瀬の名前が出てきたとき、さらりと蟻馬が説明口調なのが妙に気になった。
メタ的には説明したほうがいいのは分かるんだけれども、説明するのが蟻馬だから妙な警戒心を抱く。
けれども、ある意味で不自然じゃないってのが、可笑しさにも繋がっている気がする。
そして自分の関係している(と思っている)部分では無根拠な前向きさを見せて、関係しない部分においては謎の察し力を発揮させるというのが並行しているのは、蟻馬のキャラクターをただのバカにしていないように見えた。
「えんとつ町のプペル」の感想もかけやクソ雑魚ナメクジ