世の中には盛大にブーメランを投げている人間がなんと多いことだろう。
と思わないだろうか。
僕は思う。
特に価値観の凝り固まった人間が、あるクラスタに対して批判をしているのは、聞くにも見るにも耐えない。
角度を変えれば簡単に跳ね返ってくることが理解できていないのだろうかと理解に苦しむ。
具体例を挙げよう。
僕はバンドマンがアイドルオタクを侮蔑しているのを目にしたことがある。
アラサーのフリーターバンドマンがアイドルオタクが抱いている幻想に対して現実をみろと発言していたのだ。
信じられるだろうか。
背後から超特大のブーメランが迫っていることに気付かずにブーメランを木材から作成しようとしているようなものである。
時事ネタの話題を振った際に自分には関係ないと言われたことがある。
ならばお前の話もだいたい僕には関係がないし、そもそもニュースや時事なんてだいたい直接的には関係がない。
雑談をする際、僕には関係のない話ですというのはご法度なのだ。
ブーメランとして跳ね返ってくる。
僕からしたらお前の関係あると思っている話はお前の飼ってる猫や家族の話?
ってなものだ。
まあ興味がありそうな話題を振るように努めることは大事だろう。
でもお前に関係ある話の大半が僕には関係なくて糞つまんねえけどな!
となる。
いかがだろうか。
こんなに不毛で低レベルなブーメランの投げ合いが生じてしまう。
いま、僕もこうしてブーメランを投げた訳だが本エントリーの趣旨はここにある。
今まで僕が気にしすぎていただけかも知れない。
ただし僕は愛のあるブーメランを投げることにする。