■アイドルとしてのパフォーマンスを見て評価するファンは少なく、自分を見てほしいファンが大半
自分の見て来た地下アイドルには、大きく分けて3種類の女の子が居るように思う。
1.地下アイドルを踏み台に、女優や声優、歌手などになりたい子
2.漠然と有名になりたい子
このように、最初から純粋にアイドルになりたくて地下アイドルグループに加入する子はほぼ居なかった。
そのためか、アイドル活動としての歌やダンスに懸命になる子も必然と少なくなる。
特に、事前に振り付けを覚えて来たりする事に関しては、怠惰な子が多くて驚いたのをよく覚えている。
彼女の夢を聞いたことは無かったが、ファンを大事にする真面目で礼儀正しい子だった。
彼女は決してルックスがトップレベルとは言えないが、歌とダンスに懸命に取り組み、ライブでのパフォーマンスの完成度もすごく高い。
1.多少顔が悪く体型が太めであっても、よりファンサービスの濃い子を求めている
2.ライブ中はアイドルが自分を見てくれるようアピールするのに一生懸命で、アイドルのパフォーマンスは二の次
ということがあると感じた。
つまり、彼女が努力してパフォーマンス面を向上しても、ファンの多くは上述の「ファンからチヤホヤされて満足したい子」(=必然的にファンサービスが濃くなる)に行ってしまうのだ。
ファンサービスのより良いメンバーの人気が上がるのは必然とわかっていながらも、すこし切なくなった。
ライブに安くない入場料を払い、特典券のために何枚もCDを購入するファンのことを考えると、
むしろ沢山のお金を落としてもらうため、握手やチェキなどの接触のある特典を前面に押し出す事務所が大変多いと思う。
でも私は、ファンサービスだけでなく、懸命にパフォーマンスしている女の子もしっかり見て評価してくれるようなファンがこの先少しでも増えて、