2016-12-11

名物にも美味いものはあった

世界各国、必ず名物料理の一つや二つあるものだが、カナダ名物料理と聞いてパッと思い浮かぶ人は少ないと思われる。

そんなカナダの、カナダ人自身も認める名物料理の筆頭が、プーティである

といってもフライドポテトご当地バリエーションみたいなモンで、ポテトグレービーソースをかけチーズを散らした料理である

前々から興味があったのに食べる機会がなく、それが今日たまたま口にできる幸運にありつけたのだが、コレがメチャクチャ美味かった。

アメリカ流のケチャップチリチーズ、或いは英国風のモルトビネガーで食べるのに比べてずっと繊細というか、優しい旨味に溢れていて、それこそコーラ黒ビールではなく、もう少し上品飲み物が欲しくなる味だった。

見た目もっとワイルドな味を予想していたので、嬉しい思い違いでもあった。

というかこの味を知ってしまうと、もうフライドポテト英米流儀で食べることはできなくなる。


一般に、アングロサクソン系のメシは不味いと世界中から言われている。

あいつらの舌は何枚もあるので詐欺師としては超一流だが味覚はお察し」

あいつらは自分たちの味覚と引き換えに国の繁栄を手に入れたんだ」

なんてジョークもある。

しかアングロサクソンでも、カナダフランスの血がブレンドされているからだろうか、英連邦では唯一美味しい国と聞いたことがあり、今回そのエビデンスを彼の国の名物でしっかり認識できたわけだ。

なんとも良い一日だった。

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