所属してるグループで飲みに行こう、と話が持ち上がっても、行けない、と言ってしまう。予定が空いていたら埋めてしまって行けなくする。
当日、ツイッターから楽しそうな様子を想像して、胸の中がモヤモヤした感情で一杯になって吐きそうになる。
辞められない。この負の感情に支配されてる時、ああ生きているなぁと唯一思える。
でも本当は僕もその場に行って楽しい時間を過ごしたい。たぶん。
なんで行かないんだろ。
1つは、行かないって言ったら相手が残念そうな顔をするので、それでグループから疎外されてない、承認されてると感じられるから。悪趣味だけど嬉しいんだ堪らなく。
1つは、僕が行くと場が盛り下がるかも知れないから。自分がこの場にいない方がいいと感じる瞬間が、この世で一番嫌い。いてもいなくてもいい、透明人間になったような、誰からも必要とされていない瞬間。周りが動いているのに、自分だけ止まっていて、流れに竿を差している瞬間。
僕は4人家族の長男なんだけど、両親の愛は弟によく注がれていた。彼らの僕ら兄弟に対する向ける表情が違った。弟との会話と僕との会話で彼らの声のトーンが違った。4人で話していても僕は時たま無視され、弟と両親が笑っているのを僕は遠くから見ていたものだ。
でも親に気に入られたくて、勉強は頑張ったし、反抗もしなかった。弟は勉強避けて反抗もしてた。なんだよ!!!
分かるけどさ。手がかかる子ほど可愛いんだろうし、僕の不満は己と親の価値観を同じだと思ってたから。
だけど透明人間だった僕の嫌な思い出は消えてくれない。
毒たる僕が、わきまえて身を引いている。そう思ってる自分に酔ってる。
そんなことないよ来てよ、と言われて更に酔いが深まる。とても気持ちいい。
でも本当に欲しいのはコレじゃない。本当の人間関係が欲しい。
愛想笑いして付き合うことに何の価値がある。同調圧力なんて大嫌いだ。
違いを認め合っている関係、ていうか僕を受け入れてくれる人!!
依存か?
だから、ある程度仲良くなったと思ったら、暴言を吐く、距離を置く。それでも僕を見捨てないでくれる人よ。僕はあなたに捧げよう。僕の真心全部。
変わりたい。
死ぬ間際に、一人きりで後悔したくない。