2016-12-03

三つ子に生まれたわけですが

三つ子だからといって同じ人格なわけじゃない。1番目と3番目が今なに考えてるかなんて分かるはずがない。小さい時は(それこそ1歳の時だけど)顔も似ていて同じ洋服を着せられ街に出ればアイドルのような扱いを受けたらしいけれど物心ついてから3人で歩いても三つ子なんて気づかれることは滅多にない。

1番目はスポーツ大好きなサッカー野郎毎日毎日サークルフットサルにあけくれているらしい。足がはやくて運動会では活躍するタイプだった。でも勉強が全くできなくておバカだったっけ。中学ではテスト中に寝てて居残り補習させられてのを知ってる。本当に恥ずかしいからやめて欲しかった。けど明るくて素直だから先生にも友達にも人気者だったなぁ。

3番目はドン臭くてちょっとぽっちゃりしてる子だった。電車とかゲームボーイとか好きでままごとにもよく付き合ってくれたし赤ちゃん役やってくれたのを覚えてる。高校は1人だけ男子校進学して髪を染めてピアスを開けてウェーイ系大学生になってしまったときは吃驚したけどこないだポケモン買ってきてリビングでやってる姿をみて懐かしく思ったよ。また昔みたいに私のデータも進めておいてね。

2番目の私は唯一の女の子だったから甘やかされて育ってきた。趣味アニメマンガだよ腐女子だよ。ユーリオンアイスにハマってるよ。

文章にしてみるとやっぱりはっきりとわかる。私達は全く違う個体なんだよ。

からお母さん、明日誕生日何食べたい?って個別LINEしてみんなが「肉詰めピーマン」って答えたからってニヤニヤしないでよ

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