2016-11-27

Welq 批判の際に忘れないでほしいこと。

断っておくけど、自分さらさら、Welqを擁護するつもりはない。それどころか、Welqを通り越して、DeNAという会社のものが、存続するに値しない罪を犯したと思っている。

今、まさに絶賛炎上中のWelqだけど、たとえば「嘘をついちゃいけない」「他人意見をパクってはいけない」「間違った情報は命にかかわるもの法律規制すべきだ」というのは、危険論調なんだよね。それこそ、政治家支配者層)の手のひらでうまく転がされて、言論弾圧のためにいいように利用されてしまう。

から、Welqを批判する人たちに言いたいことは一つ。「自分たち意見は、回り回って言論弾圧をしたい権力者側に利用されることはないか?」を常に気にして欲しいんだよ。

人間は間違う生き物だし、人間他者を学んで自らを高める生き物だし、その過程で、他人意見自分のものとして書くこともあるだろう。特に医療系は関心が高いし、皆が一家言を持つ分野でもある。ここで、萎縮して皆が何も言えなくなる世界は、ディストピア以外の何者でもない。

結局、みなが腹をたてているのは、SEOという部外者にはさっぱりな黒魔術で、Google という顔の見えない外資系会社運営している検索サービスで、間違った記事がさも正しそうな顔をして上位にくることなんだよね。

で、それこそ、日本が昔から情報科学情報工学を軽視して、プログラミングシステムエンジニアリングを下に見ていたツケを払わされている結果なわけで。大体、文系出身プログラマとかうじゃうじゃいるけど、Google検索エンジンの一番の原型である大規模疎行列計算だって、彼らには無理でしょ。

履き違えないでほしいのは、おかしいのは「間違ったことを書く記事」ではなくて、「それに正しさのお墨付きを与える機関」を誰もコントロールできず、皆がいつもなにかその奴隷になっていることなんだよ。そして非難すべき検索エンジンを疑うことを知らず、そのお墨付きをあるがままに受け入れる日本人精神的な奴隷状態、そして図らずもそうなってしまった社会教育のあり方そのものまで含めて、Welqについて考えてほしいんだ。

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