どうにも釈然としないので吐き出しとく。
さっき、割とびっくりする夢を見て目を覚ましたんだが、その夢が不合理だった。
もちろん夢ってのは不合理でも不思議はないが、
妙に辻褄が合ってるのが不合理で、なぜ辻褄が合ってるのかの理由がわからない。
その夢の内容は、俺が道を歩いていたら、同じく道を歩いていた通行人の子供たちが、
なぜか道をのっそり歩いてきた虎に襲われて悲鳴を上げるって流れだった。
で、その悲鳴で目を覚ましたんだが、
現実には、家の近所の公園で、朝から遊んでる子供たちが歓声上げてたんだな。
虎が歩いてきて子供たちを襲うまでに、のっそり歩いてくる時間が、夢の中の感覚で数秒間あったんだわ。
これが、「悲鳴を聞いて振り返ったら子供たちが襲われてた」という夢なら別に不思議はないんだが、
「数秒後に悲鳴が聞えるのを予告するかのように、虎が歩いてきた」その理由が判らん。
「現実で子供たちが歓声を上げる」→「眠ってる俺が悲鳴と勘違いする」→「夢の中で子供たちが虎に襲われる」
その流れはいいとして、
「虎が出現してから、子供たちが襲われるまで数秒間」はどこで捻出されたんだろう?
以前もそういう体験をしてて、ベッドから落ちた時に、樹から転落する夢を見たんだが、
その時は、樹に登ってる俺が身動き取れなくなって、「やばいなー。落ちそうだなー」とビクビクしてて、しばらくして案の定転落する、という流れだったんだが、
ベッドからの落ちる前に、「何か落ちそう」という感覚でもあったっていうのか?
夢ってひょっとして、「夢を見る」んじゃなくて、「起きた後に、夢を見た記憶が作られる」んじゃないかと思った。
そう考えれば、「前振り」も起きた後に作られるわけだから、辻褄が合う。
ただ、そういう「現実と連動してるような夢」とは関係なしに、夢の中で「これは夢だ」と気付いて目を覚ます事もあって、
それは「起きた後に、夢を見た記憶が作られる」という仮説とは矛盾する。
何がどうなっているのだろう。
夢において時間はさほど重要ではない。夢は自分が行動することによって時間が進行する。歩く、話す、瞬きする、呼吸する(のを知覚する)、など。 夢はレム睡眠っていう浅い眠りの...