■物語がどれも似たようになる理由
なんで物語がどれも似たようなものになるかと言えば、
それは人間の望むことがたった数パターンしかないからだ。
それは時には凡庸と呼ばれ、時には王道と呼ばれたりする。
それはいずれも望まれたことであり、望みに応えようとする意思の表れである。
独創的なものを作るのは、実は容易い。
現に独創的なものは既に掃いて捨てるほどある。
それよりも大事なのは受け入れられることだ。
(そしてこの文章は、名付けにも同じことが言える。
親が子に望むのは、健康にとか、素直に明るく、という平凡な願いであって
個性や独創性を重視しすぎると結局受け入れられず、ロクなことにならない)。
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