2016-11-12

の子供への対応に感服してしまった

私は理性的であろうと努める方で言い争いはあまり好まないのだが、妻は昔から感情的になる方で子供への接し方もそうだ。

とにかく、「死ね!」とは言わないまでも、それに近い言葉も飛び出すほどに子供に対しても感情的に怒る事は珍しくない。

大抵ほとんどの場合は、妻も子供も散々やりあって疲れ果ててその日は寝てしまう、って流れになるのだが、この前、珍しくそうじゃなかった。

というのは、うちの息子が学校いじめ毎日イジメに会っているって程酷くはないみたいだが)にあってて、その日学校に行かなかったことでまたそういう大喧嘩が始まったのだけど、二時間ほど大騒ぎしたあと、息子がそのいじめの細かい内容について自らの意志で話し始めたのである

息子は自分プライドもあるのか、いじめられていると言う事自体は多少話してくれたけども、内容を話すのは頑なに拒んできた。

私も何度も、説得的に話してくれるように息子に接してきたが、細かい話しになると口をつぐんで絶対に言わない。

それが、事細かに延々1時間に渡って話したのだ。

妻はそれまでの大喧嘩の時とは打って変わって「言いたいことは全部吐き出しなさい」と優しく諭しただけである

そして最後には、「頑張って話せたね、もう遅いからお風呂に入って寝なさい。明日はもう学校普通に行けるよね」って。

 

感情って大事ことなんだなと思った。

いっつもあまりにブチ切れて感情的に怒ってばっかりで、そういうのは良くないと思っていたけど、でもそうじゃないと気づかされた。

いい妻に巡り合ってたんだなと心底思う。

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