2016-10-13

帰ってきたその足でPlayStationVRを受け取って

サマーレッスンを(ゲームの中で)3日間遊んで見た。

店頭遊んだときは気づかなかったけど画質荒いなぁという

若干の気落ち感はゲームの本編が始まってすぐに吹き飛んだ。

近い、近い、近い、近い、近い。

顔が近い。目が近い。声が近い。

動かないでねと右耳に差し込んでくれた彼女とイヤフォンを分かち合いながらE3イベントPVで流れた音楽を一緒に聞いた。

視線の端、明らかに空いている胸の谷間

ブラックホールのように吸い寄せられるが、

目を合わせてくる彼女に咎められそうで

視線を落とすことができず、

首を動かさずことも目線を動かすこともできず、

ここだけはゲームの白い壁をじっと見ていた。

音楽フェードアウトしたとき、良い曲だねと頷こうとして

緊張で硬くした肩からブリキ音がごきりとなった。

童帝絶対殺すマンがすぐ隣にいた。

薄いシャツ越しにブラのhookの数を数えるのは

つの間にかエロを通じてキョドる己を取り戻す作業になっていて。

人と目を合わすのってこんなに辛い作業だっけっ?と思ったら

ここ3日間会社の同僚とSlackしか話してなかったことを思い出す。

この近さに慣れた後、久々に知人に会った時の距離感

掴めなさそうで正直怖い。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん