何件かのツイートで、乗客に対して「人が死んでるのに遅延したことへの文句しかないのか」と。
でも、都心部へ電車通勤してる人なら言わずもがな、人身事故はもはや日常。
年間3万件を超えるという自殺のうち、何割が電車で処理されてるのか知らないが、全くもって珍しくない。
私は列車トラブルを聞き逃すと困るから、ウォークマンは使わない。
車内放送は聞き取りずらいし、第一報が聞けていたら、振替輸送で遅延回避できることもある。
で、振替可能なポイントで第一報をキャッチしたら、いつもとは違う駅で降りて、振替用の券もらって、いつもとは違う列車に乗って会社に向かう。
列車通勤だと振替輸送も何度もお世話になるから、そんなに特別なことじゃないけど、
「いつもとは違う」ことで少し落ち着かない。
どうにもならないのは、振替不可ポイントで第一報を聞いたとき。
最短で40分は待ちぼうけ。
やっと電車が動き出しても、一本目にはまず乗れない。
運が良ければ二本目で。
でもすごい混んでる、ホントに混んでる。
まっすぐなんて、当然立てない。
座ってるおっさんの足が膝の間に割り込んでくる、信じられない、でも痴漢じゃない!
乗ってるだけで疲れるくらい混んでる…
会社の最寄り駅に到着した頃には、まちぼうけのイライラと混雑電車でもみくちゃにされたせいで、
すっかり疲れてる。
マジか?
そんなこんなで仕事を終えて、駅構内に入ったら真っ先に注目するのは電光掲示板。
〇〇線はいつも大変だなーって思いながら、スイカで改札通ります。
ちゃんと数えたことはないけど、電車使ってると人身事故のニュースを一か月聞かないで過ごすことはできない。
そしてその事故は一日限りとはいえ、ダイレクトに生活に影響してくる。
一回一回は一時間程度でも、それは何度も起こり繰り返す。
多分、人身事故のニュースを聞いて一瞬でも気持ちが暗くならない人はほとんどいないんじゃないかな。
でも、何度も何度も繰り返すそれに、やっぱり慣れも生じてくる。
またか、って思ってこれから自分が起こすべきアクションを想定する。
今の自分が出来るよりよい行動の変更を。
でも、日常に何度も何度も割り込んでくる、「見知らぬ人の死」に感情移入し続けることはできない。
普段電車を使ってる人なら、人身事故が起きたら30分は復旧しないことは分かってると思う。(路線によるかもだけど)
だから、遅延で駅員に絡んでる人は、
自分の行動が狂わされたことの収まらない腹立ちを当たりやすい人にぶつけてるだけだと思う。
イライラしてんのはお前だけじゃないよ…と思ってうんざりする。
その駅員が解放されれば、振替でまごついてる他のお客さんの対応ができて、
たまった人がスムーズに流れるというのに。
一度だけ、自分の乗っている電車が事故の該当車だったことがある。
ほとんどホームに入っていたから、該当車であることにすぐに気づかなかった。
でも、ドアが開かないしなんだかおかしいな…と思っていたら、事故が起きたのはこの駅だという。
5両目くらいに乗っていた。
特に変わった音は聞かなかったと思う。
降車したい客は一両目のドアを開けるから、そこから降りろという。
ここしか開けられなかったのは、「救助活動」の現場を人目にさらさぬためだったかもしれない。
遠目に担架らしきものが運ばれていくのが見えた。
やがて運転再開のアナウンスが流れ、該当車がこのまま運転を続けることに軽い驚きを覚えながら、
そのまま出勤した。
遅刻出勤しても、該当車に乗り合わせたことを仕事仲間には言わなかった。
救助された人が無事だったかどうか、私は知らない。
単に書きなぐりたかっただけで誰にも読まれなくてもいいってなら余計なお世話になるんだけど 一文目から意味がわからん 推敲してくれよ