デモンズソウルは主人公は死んでも魂魄が楔の神殿に強制的に引き戻されるので、死んでもファントムとして動き回れる。
ファントムなので他の主人公の異世界を自由に行き来できて他人を助けてボスを倒して生き返るためのソウルを手に入れて蘇るか、
もしくは生身の人間から殺害してソウルを奪うことで生身に戻るかの選択がプレイヤーにゆだねられる。
そしてその生き方が自身のソウルの傾向や世界の移り方に影響して歪めていく。
この根幹にある「ソウルの奪い合い」がデモンズソウル世界の唯一の真実であり、
それに対する登場人物たちの接し方や生き方や考え方がプレイヤーに問いかけてくる、
その思考や戦いや策略が遂に行き着く先が、この物語の答えであり、新たなる始まりと解放になっている。
デモンズソウルのように「ソウルの奪い合い」というよりも「物語を紡ぐ主人公」といった面がより強い。
その分、プレイヤーはのめり込めない場合、置いてけぼりをくらいやすくなるし、
冒険物としての要素が濃くなっている。