2016-09-12

http://anond.hatelabo.jp/20160912084440

元増田です。

君の名は。」の脚本には、根本的な欠陥としょーもない欠陥が多数あります

前者の代表は、多くの人が指摘しているように部屋のカレンダースマホ日記アプリもあるのに時間のずれに気がつかないとか、ばあちゃんと先輩が物語上果たすべき役割を果たさないので空気になってるとか、二人の関係迷惑パートナーから恋心に変わるエピソードが全く存在していないとかです。

それはいいんです。あとで小説でもコミカライズもつかって補完すれば。

問題は絵面を優先させるために条理をねじ曲げたため(あるいは何も考えてないため)に発生した後者のしょーもない欠陥の数々です。

まりは「たそがれ時」のシーンのバックを雲海にしたいという理由だけで神域の外輪山を本格登山必要レベル高山にしてしまったり、ポスターデザインのために交差しないはずの彗星と破片の尾を交差させてしまったり、画面をシンメトリーにしたいがために右利きの人間に左頬に落書きをさせてしまったりしたことです。

これはどうにもフォローのしようがない。しかもどれも簡単に取り除けるものばかりです。たとえば最後の点は、主人公左利きにするだけでいい。

これには大きな利点もあります物語構造上、ばあちゃんが入れ替わりに気がついたように東京の側にも入れ替わりに気がついた人間必要です。その役割を担うのは先輩以外にはあり得ません。先輩が気がつくきっかけとして、左利き主人公が入れ替わってるときだけ右手をつかうなんてのはうってつけのエピソードです。先輩は入れ替わりに気がついた状態で「協力者」として高山に同行するべきです。

そんなかんじで、簡単に解消できたり解消すると物語が深くなるものばかりなので「本当にひどい」と。

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