鬱ではないんだよね。仕事終わりにお酒を飲むのも楽しいし休日にぜんぜん釣れない川に行って竿をたらしながら読書するのも楽しいし夏には海が綺麗だし冬はスノボも最高だし。
しかし最近なんだか無性に生きている意味なんか僕にはないんだろうなと考えることがある。社会的な成功っていうのとは程遠いしなにか大成したものがあるわけでもないし、結婚どころかいまは彼女もいないし・・・
仕事がなくなっても無職でマネタイズする能力というか知識はあるので一生飢えることはないだろうしご飯もおいしいんだけど僕がいま生きているのってなんのため?誰のため?なんて・・・中学生のころに抱えていた原理哲学のようなものを考えてしまう。
なんだろうな。生の欠落感というのかな。死にたいとかそういうわけじゃないんだけど生きている意味もまったくないんだよなあ。
子供ほしいな。彼女すらいないんだけど。子供に人生を託すなんてまったく無責任な親だと考えてきたけどたぶん今の僕のような人生の無意味さを抱えてしまった大人が子供に夢を託すんだろうな。だから僕は子供を授かってはいけないのかな・・・でも子供欲しいな。彼女すらいないんだけど
黒澤明の『生きる』を観たら子供に人生の意味を託すことのくだらなさがよく分かる。 大体、生きる意味なんざニーチェもカフカもモームも無いって言ってんだから無いんだよ。あれだ...