今回は裏サンデー
そこに現れる主人公。
そして、ハッタリきかしつつも、実力でムカつく奴を倒して、読者の溜飲を下げる。
こ、これは……間違いない。
凡百のスポーツマンガだ。
このご時世に、読み切りでも連載作品でも散々みてきた構成のスポーツ漫画を読めるなんて、ある意味ですごい貴重だぞ。
まあ、でも私はこういうの食傷気味なんで。
いや、モザイクかかっているから読者の私には分からないが、作中のキャラの評価曰く有り体に言って「ブス」らしい。
そこに編集者が介入、「マンガってのは夢を描くもんなんだよ」、「幼なじみをかわいくしろ!」と作者に言い渡す。
作者もそれに従うが、ねじが「どうして幼なじみがかわいいのが「夢」なのか、納得する理由を説明して欲しい」と、それらの意味を尋ねてストーリー進行を拒否。
また、シビアなとこに突っ込んできたなあ。
こういうのって往々にして、各々が様々な物を背負って語り倒すから、面倒なことにしかならないってのに。
まあ、「あくまでマンガのキャラクターの設定」という言い訳はあるけれども。
私としては、即物的なものの見方で人間を評価することがクソというより、その評価基準を悪として目を背ける風潮こそクソだと思うんだけれどもねえ。
だって、人間が主観本位な生き物な以上、美醜含めてそういう評価基準はなくならない。
その感覚的にどうしようもない部分に対して、社会通念上どう振舞うかってことでしょ、大事なのは。
さて、次回、彼らはどう話を決着させるつもりなのだろうね。
えー、高層ビルを身一つで10分ちょいで登れることについては、なんか超人的な能力を持つ奴らが多い世界観という解釈をするなら、まあよしとしよう。
でも、その最中に、窓を見て誰もそれに気づかれなかったってどういうこと?
あのビルの設計的に、明らかに窓に映ってるっぽいんだけれども。
登っている最中もそうだけれども、窓割る瞬間まで気づかず会話しているシーンとかアホすぎる。
さすがに無理があると思うので、次回ちゃんと説明して補完されることに期待。