自分は子どもの頃からお年寄りが嫌いなんだけど、最近以前にもまして嫌悪感が増してきた。
こんなことリアルでは言えないし、露骨に態度に出すことはもちろんないけれど、でもどうしても嫌いだ。
エスカレーターの降り口の前で急に立ち止まるな。危ないだろ。
なぜそんなに周りが見えてないんだよ。どうして狭い出入り口のどまんなかで立ち止まるんだ。もう本当に嫌い。
半分ボケてるのか、死んだ目をしながら徘徊してる老人を見るとなんのために生きてるのって思う。
この前はバスの中で認知症っぽいおじいさんが走行中に席に座らずにぴょんぴょん飛び跳ねたり、コンビニの袋をばさばさ振ってた。
おまけにそのあと自分の席の横にピタッとくっつかれてマジでこわかった。
みんなどうして老人に優しい気持ちを持てるの?心に余裕のある、いい人だから?性格がいいんだね。
自分は本当は持っていてはいけないのであろう差別意識がとても苦しい。
どうしても老人を好きになれない。職業選択の幅を広げるために介護の資格を取ったとき、研修に行った先で「なぜこんな人たちが生きているのか」という気持ちが頭から離れなかった。
自分には介護は向いてない、無理に仕事をしたら虐待してしまうかもしれないと思って、資格だけ取って介護業界で働くのを諦めた。
弱者に優しい人たちはすごい。
自分もわりと嫌悪感が強いほうだったけど、 自分の体が衰えてきてからは嫌悪感が小さくなってきた気がする 自分もいずれは(長生きできるとしたら)ああなるのだと思うと受け入れる...