2016-08-14

中級者という壁

どの分野においても必ず、上達の位というのは存在しており、基本的には以下のように分類できるはず。

1.素人

2.初心者

3.初級者

4.中級者

5.上級

6.達人級

6の達人というのはやや大げさだが、まあ、とにかく上級者よりも高い存在ということが分かれば何でもいい。

まずは1の素人について。

これは単純にやったことがない状態だ。

どの人も必ず通る道であるというか、ここから始まる。

2の初心者について

3との違いが若干、分かりづらいが、素人がその分野について、学び始めた状態を指している。

野球で例えるなら、ルールと道具の種類を覚え始めた状態と言えよう。

これは誰でも到達できる。ただし、基本のキの詳細度は個人差がある。

また、分野について、関心がもっとも高い精神状態だと思う。

3の初級者について

これは、初心者の時にあれこれもがいていたら何となく、勘をつかみ始めた状態だと思う。

野球で例えるなら、キャッチボールが割とそつなくできるようになった状態であり、

バッティングのやり方も覚えてきた状態に近いと思う。

ただし、まだ体や思考が正しく形作られていないため、何となく感覚でやっているような状態に近い。

そのため、できる時とできない時の差が大きい。

この初心者から初級者というのは簡単なようで意外と難しい。

勘所というのは個人差があるので、初級者までたどり着く関心と忍耐が必要になる。

だが、ここに来ると、生活習慣のようになり始めるので、生活の一部になりはじめる。

スポンジ状態精神なので、とにかく吸って吸って吸いまくる。

だが、ここで汚水を吸っている可能性もあるのが注意点だ。

3 そして、中級者の壁

ここからステージに上るまでが長い状態。勘ではすまなくなるレベル

楽しいけど苦痛というのはここから始まるに近い。

初心者から初級者への道は単に素質と別に関心が薄れただけに過ぎない。

野球で言うと、投げ方、打ち方は分かっているし、練習もそこそこしているけど、

なぜか、上手くならない。やり方が悪いのかもしれないと分かるが、初級者の時にやったやり方が

身についているので、やり方を変えるのが苦痛だったりもする。

でも上達していかない。

このなぜか上手くならないというのが、本人にとってはつらい。

やっているけど、一応少しずつ身についているはずなのだが、中級者になれる気がしていない。

加えて、中級者は学ぶことの多さにも気づき圧倒的な焦りが出始める。

いつになったら中級者なれるのか、というか上級者の人たちは何者だよ。

とか思い始める。才能の差ではと、外的要因を求める。(事実センス環境といった外的要因もある)

数年たっても、なぜか変わらない。

だんだん関心が薄れていく。

から入ってきた人で中級者になっている人を見ると

やる気喪失が加速する。

4 ~ 中級者以上

中級者になると、生活の一部を超えて、空気となり始める可能性が高いので、

なぜか色んなことが自然と覚えられるようになり始める。

もちろん、たまに躓くが、結果的にはできていることがほとんど。

自分限界と分野内で関心も理解できているので、そこに対しては中級者でも上級者だったりする。

野球なら、中級者だけど、ピッチング特に得意、バッティング普通だが、守備は得意。とか言ったレベル

能力値: BBB A+ B みたいな状態

ここから上級者の壁はもちろん高いが、個人の関心差だったりする。

分野を極めず、趣味でやる人は中級者で満足していたりするし、

仕事をしている人は自然上級者になったりする。

達人級はただの変態 or 天才枠なので、無視していい。

あとは、量と時間問題だったりする。

何よりも中級者の壁は高い。

初級者でそこを超えられないで悶々としている人もいるはずだ、

はいえ、焦らずやっていくしかない。

さて勉強頑張るか。

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