2016-08-13

ソフトウェアエンジニア転職するときに気をつけること」その後

ソフトウェアエンジニア転職するときに気をつけること http://anond.hatelabo.jp/20160629082647

これを書いたあとしばらくして転職したので、その後の話でも。

はいっても、この「気をつけることリスト」は結局使わなかった。知り合いのエンジニアがはじめたベンチャーに行くことにしたからだ。

ベンチャーからIRなんてないし、社長が知り合いだから技術への考え方や開発スタイルは知っているし。だから話としては開発しているサービスの内容と将来性、あとは待遇を聞いたくらいかな。まあ、将来性については自分判断するしかないんだけどw

ちなみに知り合いの会社からといって「気をつけることリスト」を無視したわけでもない。基本的スタンスはこれを書いた当初と変わらないし、このリストにある項目について自分の中で納得したうえでの転職だよ。

ついでに気になったブコメにもレスもしていこう。

そんな会社存在しない、意識高すぎ、など

これははっきりと断言させてもらうけど、この「気をつけることリスト」と照らしあわせたうえで転職したいと思える会社は、都内だったら普通にあるよ。

意識が高いのかどうかはよくわからない、というか周囲と比較すると自分はむしろ意識が低いほうだけどね。好きなこと以外の勉強をあまりしないし。それが自分の弱いところなんだよな。

gitへの否定的あるいは懐疑的意見

gitが新しいツール玄人向け?冗談でしょ。

gitのいいところは、ツールとして優れているというよりGitHub, GitLabなどのgit serverと統合されたウェブサービスがよく出来ているところだと思う。

特に、いわゆるpull-request駆動開発、つまりある程度のコミットのまとまりをpull-requestなどでCIしたりレビューしながら開発できるようになったすばらしい。

からまあ、pull-request駆動ができるならバックエンドバージョン管理システムgitでなくてもいい。逆にいえば、gitを使っている会社でもpull-request駆動できる環境がなければ片手落ちだ。

就業時間, 待遇, 福利厚生などは聞かないのか

そりゃ聞くよ。聞くべきでしょう。わざわざ書かなかったのは、さすがに自明だと思っていたから。

ベンチャー特有というと、株の扱いくらいかな。このれはちょっと前にバズってた記事があるので読んでおくといいんじゃないだろうか。

GitHubコードを公開している会社は稀なのでは

なにかしらOSSを公開していなければ転職絶対ありえないというわけではないけど、判断材料になるのは確かだし、そういう会社積極的に探したほうがいいとは思う。

かつ、稀というほど少なくもないと思う。特に昨今のWeb企業であれば、OSSを開発してるところは沢山ある。そういうのは採用のためのアピールも兼ねてると思うんだけどね。

あとそういう意味では、最近エンジニアブログを持っている会社もあるからそういうのはチェックしたほうがいい。会社レベル感や雰囲気を知るにはちょうどいいと思う。

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