2016-08-13

私たちハイクを助けて!!

わたし増田。どこにでもいるふつう承認欲求を持ったふつう女の子

今日釣り堀で脱糞活動をしていると、沼の中から泥だらけの小さな女の子が出てきたの。

彼女は泣きながらわたしの胸に飛び込んでくる。

ふえぇん……増田おねえちゃん」

その声、聞き覚えがあった。まだまだはてなでは若輩のわたしをおねえちゃんって呼ぶこの子は。

ハイクちゃん!? その声、もしかしてハイクちゃんなのね!?

ハイクちゃんは一回だけコクンと頷くと、また泣き出してしまった。

よく見ると、彼女の皮膚にこびりついているのは泥ではなくて、びっしりと書かれた小さな文字の羅列だった。

Download Листовки на тему берегите природу картинки》みたいな意味不明呪文が書かれてある。

肌を拭って消してあげようとしても、次から次へと文字侵食していって、ハイクちゃんはどんどん真っ黒に塗り潰されていく。

「ひどい……いったい何があったの……」

スパムだょぉ。はてなハイクはもう、スパムたちに支配されちゃって、ハイカーの体を蝕んでるの。スターイーターさんやスターメイカーさんたちも、スパムを前に為す術がなくて、みんな隔離シェルターのなかで震えてるんだょ」

運営は、運営は何をやってるの? だって去年はスパムだって運営さんが退治してくれてたじゃない!」

言って、わたしは首を横に振った。

はてなハイクはもうダメだ。ウェブサービスとして、収益に繋がらない。はてなわんわんワールドはてなボトルはてなアイデア、みんな消えてしまった。

はてなハイクが辿るのも、きっと同じ末路。

まっ、国会デビューしちゃった増田は当面安泰だけどね、えへへ。

「おねえちゃん、あたしどうしたら……いいのヒグッ」

心配しなくていいわ。わたし可愛い妹」

わたしは気休めを言う。

「考えてみなさい。《はてな承認プラットフォーム 大承認》なんて頭のおかしサービスが、まだ生き残っているのよ。それは、サバカレーさんのような、はてなのサービス愛する人たちが、まだ残っているから。希望を持ちなさい。あなた愛する人たちが、世界にはこんなにたくさんいるのだから

ハイクちゃんは目を涙でいっぱいにして、わたしをぎゅっと抱きしめる。

「おねえちゃん、あのね。ツイッターはファボをやめちゃったから、スターがつけられるのはハイクだけなんだょ」

「うん、そうね」

「それにそれに、その場でお絵描きをしてその場で投稿できるSNSも、ハイクだけなんだょ。そりゃ、ほかのお絵描き投稿サイトだってあるけどさ、ハイク画力に自信のない人でも、気軽に絵を投稿できる。すっごく優しいサービスなんだょ」

「うん、そうね」

ツイッターは、フォローフォロワーさん同士のコミュニケーションしかないけれど、ハイクだったら、共通話題を持つ人同士でゆるく繋がったり、お題でボケたりもできるんだよ!」

「うん、そうね」

ツイッターいいね! はたったの1回しかつけられない。でもはてなハイクなら、スターをいくつだって付けられるし、引用スターだってカラースターだってつけられる。ツイッターいいね!みたいな単細胞みたいに単純な意思表示じゃなくって、はてなハイクなら引用スター皮肉を伝えたり、レッドスターで殴りあったりなんかもできるの!」

「うん、そうね」

「だから!! あたしは!!! ツイッターよりも優秀なの!!!ツイッターよりもあたしのほうがずっとずっと、すごいの!!!!! ねぇ、どうしてみんなあたしのことを見てくれないの。あたしだけを見て、あたしだけを愛してほしいの!!!!!!

ハイクちゃんは叫ぶ。

しかしその嘆きも虚しく、数千、数万のスパムたちが彼女の体を侵食し、喰らい尽くし、彼女はやがて闇とともに消え去ってしまった。

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