中盤でゴジラが○○○○となるシーンは、明らかにメルトダウンをイメージしているので、これ以降の作戦を「死者」のものとするなら、現実の我々もまた死者だということになる。
そして、
○実際にメルトダウンはしたのであり、完全な冷温停止など今もできていない。
○これと「共存する」しかない、このディストピアこそが身も蓋もない我々の現実である。
○それでも我々は生きている。
そういう映画だったと自分は思った。
「3.11後の日本」という、SF以上にSF的な世界の中で、我々は生きている。
まあ、このような名作の公開中に「解釈」じみたことを言うのも余りに無粋なので、このくらいにしておく。
http://anond.hatelabo.jp/20160812012212
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