7月31日フランス全国各地で、26日に殺害されたアメル神父を追悼するミサが行われ、どこでも多くのイスラム教徒が出席しました。
特に事件現場に近いルーアン大聖堂のミサは感動的な空気に包まれていました。
地元のイスラム教徒の代表団に語りかけているのは、先月26日に起きた教会襲撃事件で殺害されたアメル神父の妹です。
深い悲しみの中にいる彼女を、イスラム教徒の女性がなぐさめています。
「お兄様は私達にとっても兄弟同然です。お互いの間に溝を作ってしまったら、テロリストの思う壺です。私たちは隣人であり友人です。神を信じる者同士です。人と人とを結ぶことに尽力されたアメル神父の功績は、我々の記憶に刻まれ、永遠に語り続けられるでしょう。」
ミサには、男性、女性、大人も子供も、様々な宗教の人が出席して、カトリック教徒への連帯の気持ちを表明していました。
「深く感動しています。あのような野蛮な行為には、断じて抗議します。アメル神父を思って今日は出席しました。」
友愛の気持ちを表し、相手をよく知るきっかにもなったミサでした。
「カトリックのミサに出席するのは初めてですが・・・、説教の言葉は、コーランの言葉ととてもよく似ていました。」
カトリック教徒は、イスラム教徒がミサに出席したことに、とても心を打たれていました。
「素晴らしい事であり、殺害事件のようなものを避けるには、宗教間の関係をより密にしていく必要があります。・・・感涙してしまって。すみません。」
今回の悲劇が、カトリック教徒とイスラム教徒の関係を更に密にしたようです。
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@フランスF20
日本語の記事もさっき見かけたばっかだけど それはともかくイスラム教徒が入りやすくなるとテロに狙われやすくなるのでは