結婚ですらそうだった。
ただなんとなく彼女を作って、なんとなく三年続いて、なんとなく結婚しなきゃあかんのかなぁ?とか思って、内心「これで自由も終わりかぁ」と諦めの気持ちで結婚したようなものだ。
子供はなかなか出来なかった。
妻は欲しがったが、俺はどちらかといえば要らないと思ってた。ともかく金が掛かるし、色々とめんどくさそうだし、子供がいなければ結婚しててもその分自由はまだあるし、子供がいないほうがとにかく楽には違いないと。
だが、結婚して三年目に長女が出来た。
オムツ替えたり、ミルク飲ませたり、お風呂入れてあげたり、或いはあやしたり、寝かしつけたり。
ゲームと言ってしまうと言い方は悪いけど、妻よりもむしろ俺のほうが楽しんで積極的に育児するようになった。
娘がはじめて笑ったのが、俺があやしている時で何よりも嬉しかった。
もちろん、なかなか泣き止まなかったり、病気になったり、苦労もしたけど、これまた言い方が悪いが娘は俺にとって大事な遊び道具のようなもので、自然に大切に扱う事を覚えたようなものだった。
息子は娘以上に手のかからない子供で、一人目の経験もあったし、楽しみが二倍になったようなものだった。
もちろん俺一人で育てたわけでなく、どうしたって妻が主体になるわけだけども、俺は会社の同僚と呑みに行くよりは早く家に帰って子供の世話をするような人間に勝手になってしまっていた。
子供を持つようになって、この世にはこんなに楽しい事があったんだと本気で思ったこともある。
確かに、色々と大変な事は多い。めんどくさいと思うことも実際しばしばある。当然のことながら自分だけの自由な時間はかなり奪われる。
それに、子供たちが自立できるまで何とか養ってやらねばならんから、例えば「転職したい!」とかは簡単には出来なくなる。
もちろん俺のような低賃金労働者であればお金の面で苦労も多い。
だけど、子供を持ち子供と関わって生きていくという楽しさは、それらを補って余りある、と俺は思う。
「保育園落ちた!日本死ね!」が国政まで動かしたように、現代日本で子供を持つという事が如何に大変な事かというのもよく分かるけど、でも、俺は言いたい。
あなたがそう思うことを保証しないが、自分自身の自由を奪われてもなお子供を持つということは滅茶苦茶最高に楽しい事かもしれない、って。
飴をなめていた息子がくしゃみした勢いでその飴を口から飛ばして、それが奇跡的な偶然でスポッと娘の口に入っただけのことでw
まだ出たな。 おばさん、男のふりして書かなくてもええんやでwww
「保育園落ちた!日本死ね!」が国政まで動かしたように、現代日本で子供を持つという事が如何に大変な事かというのもよく分かるけど、でも、俺は言いたい。あなたがそう思うこと...
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