2016-07-19

おカタい文章の中に出てくる独特な言い回しが興味深くて面白い

法律とか契約書みたいなおカタい文章を読んでいると,

「A、B、Cについては、○○の場合においてこれを実施することができる。」

みたいな言い回しをよく見かけるけれど, 日常のやりとりではまず出てこないような独特な言い回しだよなーと大変興味深い. (「これ」という言葉の使い方とか)

おそらく, この手の文章はできるだけ解釈が一意に定まる (読み方によって解釈がブレない) 表現必要なので, そのための工夫としてこういう形になったんだろうな~.

解釈が一意に定まる」ことの重要性はプログラミング言語でも同様で, 処理系実装する場合にもポイントになってくるわけだけど, そういえばこの表現ってプログラミングにおける foreach 文だよなとふと思った.

「A、B、Cについては」という語句言及している各項目を、「これ」という変数バインドしている感じ. Javascript 的に書くと

[A, B, C].forEach(これ => { if (○○の場合) 「これ」を実施; });

こういう風に解釈すると, この手の文章を読んでいてなるほどなーと思える.

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