2016-06-29

イケメンになんてなりたくなかった

自分で言うのもすごくはばかられるのだが、痩せてみたら自分はなかなかのイケメンだということに気付いた。

それまでは体重80kgオーバー根暗ぽっちゃりさんだった。

30を前に意を決して肉体改造に挑んで、週4でジムに通いつつ1年で15kg落として体脂肪17%くらいになった。

それほど筋肥大はさせなかったので、いわゆるホソマッチョくらいの筋肉量だ。

それで何が一番変わったかというと、女性とすれ違うときに目が合う回数が3倍位になったということだ。

しかも、太っていた時は汚物を見るような視線を投げかけられていたのが、痩せてから相手何となく顔を作ってから目線を送ってくるのが分かった。

道ですれ違うときに避ける方向が被ったり、ホームで少しぶつかったりしてしまった時も、以前なら舌打ちが聞こえてきそうな嫌な顔をされたのに、今でははにかみ笑顔会釈を返されるほどだ。

世の中顔じゃないと言ってる割にはそういう女性が多いことを知ってしまったことはなかなかのショックだった。

かと言って自分コミュ症だから女性に声をかけられるわけもなく、未だに太っていた頃と一緒でただ女性を眺めていることが好きだ。

ところが、痩せてしまったことによる弊害に苦しめられている。

女性とやたらと目が合うせいで、胸元を凝視できなくなってしまったのだ。

以前なら、女性から視線を感じることなんてほぼ皆無だったし、たとえ目が合っても大抵嫌そうに顔を背けるので、その後は胸元が見放題だった。

それなのに、今では一度目をそらした後にチラチラと見返されるようになってしまったのだ。

流石に痴漢で捕まるのは嫌だし、特定人物としてマークされるのも嫌だ。

肉体は一年で変わったが、精神構造はなかなか変わるものではない。

胸元ウォッチは僕の大切なライフワークなのだ

今、再び体重を戻そうかかなり真剣に悩んでいる。

安易肉体改造などするものではなかった。

いくら頑張ったって、周回遅れはそう簡単に取り戻せるものではない。

そんな内面も知らないくせに、見た目で安直に愛想振りまく女性は全員失明しろ

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