リアルでは誰も言ってくれないから、私だけでも自分に言ってあげよう。
「誕生日おめでとう」
Facebook では、誕生日を公開しているから、いろんな人たちが私におめでとうを言ってくれる。
これにはもちろん、とても感謝している。
ただ、顔を合わせて直接、私に言ってくれる人はいない。
ちょっとさびしいけれども、これはこれで仕方ないと自分では納得している。
結局、私自身が親しい人間関係というものに投資をしてこなかったからだ。
多くの人たちが、誕生日を祝ってくれる人との人間関係を維持するために、膨大な時間とカネを費やしている。
それは自分の親友であったり、恋人であったり、配偶者であったり、子供であったり。
私は、そういう関係を育ててこなかった。
だから、いま誰も私に直接、誕生日のお祝いをしてくれないわけだ。
なぜ私はそういう種類の親しい関係を築こうとしてこなかったのか?
あるいはたまたまいまはそういう運勢にないだけなのかもしれない。
自分の頭で考えてもわからないことを思いわずらうのも時間のムダであろう。
今日は、いつもより少しだけ自分自身に優しくしてあげるつもりだ。
それで十分だろう、と思う。
じゃあ、今夜は誕生日祝いってことで焼き肉でも一緒に行くか?
ははは、ありがとう!気持ちだけもらっておきます。