2016-06-16

まだまだ国産ブラウザKinzaこき下ろす

最近になってMac版が公開されたようだが、まだまだ突っ込みどころがあるのでhttp://anond.hatelabo.jp/20151222085835に引き続きこき下ろす

嘘っぱちの「純国産」と宣伝した影響

D社は最近になって(いつごろからかは不明)「純国産」ではなく「国産」と名乗るようになった。これならセーフであるしかし、過去に「純国産」と名乗ったことで、それを鵜呑みにしたニュースサイトがあるのは困ったものである

前々回(http://anond.hatelabo.jp/20150508190512)、「純国産」は嘘でChromiumに対する冒涜だと書いたが、念のため補足する。ソフトウェアにおける「純国産」の明確な定義はないのだが、辞典で調べると

構成内容がすべて自国内で作られたものであることを意味する語。 (※実用日本語表現辞典より抜粋)

と書かれている。この定義に従うと、構成内容にChromiumが含まれているので、筆者は「嘘だ」と主張してきた。

さて、D社が修正した後も「純国産」と書いてしまったニュースサイトは、軽く調べただけだが少なくとも3サイト存在している。

http://ascii.jp/elem/000/001/178/1178737/

http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/45615/

http://www.ossnews.jp/oss_info/article.html?oid=6547

この記事を書いたライターライターだ。今回のバージョンアップMac対応記事で「純国産」と書かなかったところもあるが、純国産のまま記事を出すようなところは校正もろくにできないということだ。

トップページ意味不明文章がいくつか見られる

揚げ足取りレベルだが、あえて書く。

「基本」と拡張性を備えたChromium?

トップページの「なぜオリジナルブラウザをつくったのか」のくだりに、

Kinzaは基本と拡張性を備えたChromiumベースとして、便利さ・安全性を実現しました。

という文章があるが、「基本」とは何だろうか。Chromiumのうたい文句は「スピードシンプルセキュリティの 3 つに重点を置いて開発されたブラウザ」であり、この中に「基本」は全く登場していない。単純にChromiumのうたい文句引用すればよいものを、言い換えて意味不明文章になってしまっている。

ホスピタリティ?

世界の主要ブランドに比べユーザーとの距離が近く、日本ならではのホスピタリティを感じられるブラウザです。

出たー。パッと見て意味わからん文字使う文章ちょっと前までうたってた「エターナル青春系」に通じる「意識高い系」(俗称)の感じと似ているが、意味がないわけではない。ホスピタリティ一言でいえば「思いやり」「おもてなし」という意味で、サービス業業界用語らしい。

前後文脈で言いたいことはなんとなくわかるが、この文章を見てすぐに意味が通じた人はどれだけいるだろうか。

「Noスパイウェアの文面がYes!スパイウェア」がまだ直っていない (※2016/06/15時点)

前回指摘した文章

ユーザー許可なく送信されるスパイウェアアドウェア排除や、Kinza無関係ソフトウェアの追加インストールしません

が、いまだに直っていない。この文面では「スパイウェアアドウェア排除しません」とも取れる文章になっていることがまだわかっていない。誰も疑問に思っていないのだろうか?国産から安心だと思い込んでいないだろうか?

やはり、D社にはホームページ校正できる人員はいないようである。それだけChromium派生ブラウザの開発が大変だということなのだろう。

一向に登場しないポータブル版、64bit版、ベータ版

これらはサポートコストメンテナンスコストに見合わないということで、これからも登場することはなさそうだ。サポートをきっちりとやっているような印象を与えることには成功しているが、せっかく興味を持った潜在的ユーザーを逃している。サポートしないことを明記したうえで公開ぐらいしてもいいんじゃないかと思うが、D社はそうは思わないらしい。


Mac版が出ようが平常運転ユーザー意見により機能ますます肥大化し重量級になっていく道しかないこのブラウザは、どこに向かっているのだろうか。

シンプルにして軽くしてほしい」と「もっと機能がほしい」という矛盾する意見が出てきたときにどう対応するのか。まだまだ行く末は気になる。

記事への反応 -
  • Kinzaをこき下ろす

    Kinzaと名乗るブラウザが今年の中ぐらいに出てきて、(恐らく、金を出して)各種インターネットメディアに取り上げてもらって多少は有名になったらしい。 昨日、窓の杜で窓の杜大賞にノ...

記事への反応(ブックマークコメント)

アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん