2016-06-10

パラリンピック選手小学校訪問は止めてほしい・・・

ある日、小1の娘が学校から帰ってきた。

様子がおかしい。

いつもは帰ってくるなり、お腹が減ったとか、遊ぼうとかしつこいのに、ひたすら無言。

「何かあったの?」と聞いても答えない。

これは何かあったに違いない。

ずっと黙っている娘。

6歳なのに指をしゃぶり始める娘。

ずっとくっついて抱っこをせがむ娘。

いつもならこっちから抱きつくと拒絶するのに、今日は黙って抱かれている。

おかしい。

おかしい。

おかしい。

学校電話しようと思ったが、まずはママ友電話

特に何も聞いてないというママ友

もう一人のママ友に聞いてみる。

そういえば、パラリンピック選手が来て、腕がないのに泳いでるビデオを見たと・・・

もしかして・・・

今日、腕が無いひとを見たの?」

突然泣き出した小1の娘。

腕がない人を見たの・・・

足が無い人を見たの・・・

大きくなった自分もそうなるかもしれないと思った娘。

無礼承知で書くが、娘には腕が無い人や足が無い人はお化けに見えたようだ。

子供は正直。かつ、なぜそうなのかを想像する力もない。

小学校は何のために小1の娘にそのようなイベント企画したのだろうか。

手がないとでも一生懸命生きて、輝いていると教えるのは早くでも小学校高学年ではないだろうか?

社会経験ほとんどない小1になんのために見せたんだろう・・・

今も、ドアが少しでも空いてると怖いという。

今も、どこかで物音がすると怖いという。

トラウマになったらどうしてくれる?

パラリンピック選手が悪いわけではないが、小学校訪問は止めてほしい。

二度と娘の前に現れないでほしい。

無礼承知だが、小さな子供たちにご自身が与える影響を考え、そのような場には積極的に行かないでほしい。

なりたくてそのような身体になったのではないのはわかるが、小さな子供最初から不自由というものを教えないでほしい。

もう少し大きくなって、小さな挫折を味わい、自分と比べてそれは小さなことだと考えられるようになるまでは・・・

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