2016-05-27

指導ハラスメント境界線

ゆとりですがなにかというドラマの、部下に強めの指導をした結果パワハラと訴えられてしまう回を見て新卒就職した会社の元上司のことが頭をよぎった。

とにかく徹底的に俺流強制する人だった。

メールは送受信共に内容を全て監視する。

ミスの叱責の際は徹底的に人格否定する。

胸のサイズや足首の細さなどの身体的特徴を同僚と比較されることは日常茶飯事だったし、不機嫌になる日を把握したいか生理日を教えろと言われたこともあった。

その後なぜか求婚されて丁重お断りすると激怒してしまったので怖くなって辞表を出した。退職日までは地獄だった。

上司からすると熱血指導・親しみを込めたスキンシップのつもりらしかったが、在籍した3年間は胃薬を常用するくらいには辛かった。

ただ、元上司世間知らずだった自分に向き合い何もできない新人仕事を懇切丁寧に教えてくれた人でもあった。スムーズ再就職できたのも元上司から得たスキルのお陰だとも思う。

けれども、今でも度々辛かった日々の記憶が蘇って苦しくなるので、仕事いろは社会人の心得をご教授いただく対価としては重すぎたようにも思う。

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