先日、ある特殊性癖について深い知識を持つ人物が、そのWikipediaの記事を大きく編集したとツイッターで言っていた。
彼は同時に、Wikipediaは誤った記述が非常に多いと憤慨していた。
私は彼を讃えたかった。
誤った記述を発見した時、自らの余暇を削り筆を執った彼の心意気を大いに讃えたかった。
さて、もし彼が編集せずに怒るだけで終わっていたらどうだっただろう。
それは最も軽蔑に値するWikipediaユーザーとなっていたに違いなかった。
情報を得るだけ得て内容を批判する、そんなお客様気分の者がWikipediaを利用することは軽蔑に値する。
間違いがあればそれを正す。
それがWikipediaユーザーの権利だ。
そして記事の誤りに石を投げられる者は、その権利を行使した者だけだ。
Permalink | 記事への反応(0) | 21:37
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