その昔の政治家のカネにまつわる事件というと、
ロッキードで田中角栄に五億円が渡ったとか、
森喜朗がリクルートの未公開株で売却益一億円とか、
竹下登の絡んだ金屏風事件で四十億円が動いたとか、
そういうのが記憶があるもんで、
舛添要一がチマチマとホテル三日月とか回転寿司とかの
数万、数十万のカネの話を言い訳してるのを見ると、
なんか「最近の政治家はちっちゃくなったなあ」などと、
心のどこかで思ってしまうのだよね。
もちろんこれは、
それだけ日本の政治が透明でクリーンになったことの帰結であって、
望ましいことなんだけど。
でもまあ、舛添要一のやってることって、
経費使えるんだから出張で良い所に泊まってやれ、とか、
社内会議費使えるから弁当頼んじゃえとか、
ほとんど私的な食事みたいなもんなのに交際費で落としたりとか、
そういうセコいサラリーマンと本質的には同じようなことであって、
小物なことに変わりはないのか。
本来なら「公人にあるまじき公私混同ぶり」が
非難すべきポイントなんだが、
そんなことより
てめえのこと「トップリーダー」とか言ってるくせに
やってることがちっちゃいんだよ、このネズミ男が、とか、
そんなことばかり思ってしまってしょうがない。
Permalink | 記事への反応(1) | 21:14
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日本の政治が透明でクリーンとはなかなか皮肉がきいてますな