2016-05-01

311とき政府に完全に見捨てられた地域の話

いわゆる「原発の半径20キロから30キロ」のエリア、「屋内退避指示区域」とも呼ぶ

この地域原発の半径20キロ圏内ではないため避難指示も出ず、

政府からは「屋内に留まるよう」という指示がでた区域である

 

そのうえ、政府住民に対して「屋内への待機」を指示しながら

支援を行うトラック組合に対して「制限区域なのでなるべく立ち入らないよう」に指示を出した

また、マスコミは早々に「取材禁止エリア」を設置して記者の立ち入りを止めた

 

待っていたのは急激な物資不足である

政府住民を完全に見捨てたのだ

 

住民は各々の判断避難を行ったし

南相馬市独自避難を呼びかけ大量のバスをかき集めた

そして避難が困難な高齢者南相馬だけで5人亡くなっている

同様のことは、その区域に含まれている飯舘村田村市川内いわき市広野町でも起こっているはずだ

 

政府は「うちはちゃんと待機しとけと指示を出しただろ」としらばっくれるかもしれないが

見捨てられた住民はこのことは絶対に忘れないだろう

 

 

ソース

2016年3月7日放送

テレメンタリー2016「その時、『テレビ』は逃げた~黙殺されたSOS~」

制作テレビ朝日福島放送

 

2016年3月5日放送

NHKスペシャル「“原発避難”7日間の記録~福島で何が起きていたのか~」

制作NHK

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