子供のころになんか周りと違うっぽいなー、なんでだろうなー?
ぐらいに思ってモヤモヤしつつも流してたことを、発達障害の診断を受けて以来ふと思い出して医者に聞いてみたら、
どれもこれも「あー、そういう特性が出る人もいますねー、よくありますよー」って言われて、昔からの俺のモヤモヤはなんだったんだとふにゃふにゃする。
音や光や触れられることに敏感だったり、そういうのに晒されるとすぐ何かしら体調不良が起こるだとか。
少しザワついたり、注目してない方向から話しかけられたりすると言葉がロクに聞き取れないだとか。
寝食トイレどころか、話しかけられても揺すられても気づかないくらい読書に熱中するとか。
緊張状態が少し続くと簡単に疲労困憊して高熱出してぶっ倒れる割に、
他人とべったり一緒にいるだけで緊張状態になるから、泊まりで旅行に行くと帰ってきてから毎回寝込むとか。
挙句、周囲の人が体調が悪いと引っ張られて自分も体調が悪くなったり、同じ部位が痛くなったりする上に、
やたらと痛みに弱くてすぐ行動不能になるから、足を怪我した本人より先に自分(無傷)が足の痛みで行動不能に陥ったりとか。
理屈がわかっても同じ状況に陥ると現象は問答無用で発生するから、
自分の脳と体はそういう作りになってるんだからしょうがないと受け入れてできる対応策を取っていくしかない。
もちろん他にも人間関係とかコミュニケーションとかなんだかんだと特性は出てるようなのだけれど、
自分に身体症状が出る部分だけでも、会社で働いてお金もらう的な社会の中で生きてくための最低限の活動をしていくだけで、
回避しないといけないことも、わかってても回避しきれないことも多すぎて、回避できなければ即ダウン、回避し続けるのにもすぐ疲れてダウンするから、
自立して生きていくということが、とても途方もないことのような感じがする。
ただでさえすぐ死ぬスペランカーなのに、同時に弾幕も避けなきゃいけないみたいなハードモード感。
今週もヒィコラ言いながらなんとか金曜まできた。あとちょっと、がんばろう。