2016-04-03

フィギュアファン派閥レイシズム差別

自分用のメモも兼ねて。

#GoDenisタグを使った良質応援のまとめ

http://togetter.com/li/957693

まとめられたつぶやきを見てみると、多くが高橋大輔もしくは浅田真央アイコンが目立ち、羽生結弦アイコン、そしてデニス・テンアイコンはほぼ含まれていないのがわかる。

今回のいきさつとこういった状況からデニス・テン批判中傷したのは羽生結弦ファン、ということにしたい向きがあるようだ。

(上のまとめ主も含めて)

https://twitter.com/sk8d3/status/716222370227163137

https://twitter.com/windicalclub/status/716230089856266241

https://twitter.com/00LT/status/716276098510639105

一方で浅田真央の一部ファンがこれまでずっとかつてライバルであったキム・ヨナバッシングしてきたことはかなり知られている。

そこからさらに一部は嫌韓ネトウヨに移行、かつてキム・ヨナコーチをつとめたブライアン・オーサーも忌み嫌っている。

https://twitter.com/UUAO21/status/694151849058828288

https://twitter.com/daidaiyuzuyuzu/status/692957607183675392

https://twitter.com/monogusanukok/status/681601447226548225

そしてその一部は、ブライアン・オーサー師事し(浅田真央がとれなかった)オリンピック金メダルを手にした羽生結弦キム・ヨナ同様憎んでいる。

高橋大輔の一部ファン(全体に占める比率はかなり高い)は彼のみを崇拝するあまり、彼のライバルになりうる選手が出てくるたびにバッシングしてきた。

かつては織田、小塚といった日本人選手対象となり、次に対象になったのがパトリック・チャン

パトリック・チャンには卓越するスケーティング技術があり、そこからの高い演技構成点を獲得しているということが、一部ファンには理解できず(あるいはしたくなく)一時はバッシング代表的ターゲットになっていた、が2012年2013年あたりから風向きが変わってくる。羽生結弦の台頭である

それまでは国内選手で安定して4回転ジャンプ成功させ、高橋大輔を凌ぐ成績を安定して獲得するものはいなかったのが、2012年春の世界選手権羽生結弦が初出場で表彰台に上がった後、コーチを変更しブライアン・オーサー師事してから世界新記録を出すようになり、年末全日本選手権で優勝。

この頃からバッシング対象羽生結弦に移行し、オリンピック直前の2013年グランプリファイナル羽生結弦パトリック・チャンにはじめて勝利し、年末全日本選手権羽生結弦が2年連続優勝しオリンピック代表選出し高橋大輔が5位であったころにはバッシングはピークに達した。

この頃には羽生結弦に対してだけでなく、彼のコーチ振付師に対してもセクシャルマイノリティであることを中傷する言動などがすでに出現していたが、キム・ヨナ経由でブライアン・オーサーを嫌う浅田真央ファン羽生結弦コーチであるという理由ブライアン・オーサーを嫌う高橋大輔ファンがこれらの言動に喜々として加わり盛り上がっていたのもまた当時の状況である

オリンピック後も羽生結弦世界選手権での表彰台グランプリファイナルでの優勝を複数連続で果たし、ブライアン・オーサー師事直後にはほとんど成功していなかった4回転サルコウも確実なものとし、現在では2種類の4回転ジャンププログラムの中においてほぼ確実に成功させることができている。

これはかつての現役時代高橋大輔が成し得なかったことでもある。(特に現役後期は怪我の影響もあり4回転ジャンプは転倒もしくは着地しても回転不足による減点が目立った。2種類目は練習でもほとんど成功していないような時期の試合で4回転フリップに挑むも回転不足認定であった。「着地したのに回転不足で点が伸びない」ことから、一部の高橋ファンの中ではジャッジに対する陰謀論や、回転不足を指摘されない羽生結弦へのバッシングさらに高まっていった。)

また、かつては課題と言われたスケーティングも近年は向上し、高橋大輔ファンが「大ちゃんこそが世界一」と言い続けた「表現力」「ステップ」といった項目に関しての改善めざましく、試合での評価もこの数年間で着実に向上してきた。

これらは当然羽生ファンや他のフィギュアファンにとっては喜ばしく頼もしいことであるが、高橋大輔ファン、そして一部の浅田真央ファンにとっては苦々しく、不当で、陰謀であると感じさせるもののようである

https://twitter.com/taremimipanda/status/715547882053443584

https://twitter.com/muguet0320/status/703064812708720640

https://twitter.com/yuzuyuzu_panda/status/694271207407943680

https://twitter.com/yuzuyuzu_panda/status/680871219227312129

https://twitter.com/aikoku103/status/680764733662691328

https://twitter.com/bluetopazzzzzz/status/680762729787871232

https://twitter.com/RenonculePeony/status/680736253927538688

https://twitter.com/hubuki_0oo0_y/status/675966655843930112

このあたりの時期から、同様のバッシングに加わるものに、日の丸アイコンや「日本」を強調するプロフィールアイコンが加わってきているのと同時に、つぶやきにもキム・ヨナ韓国へのバッシング共存し始めている。

この時期すでにキム・ヨナ引退しており、最近に至っては韓流ブームも去っているのだが、バッシングは止まらない。浅田真央が休養を経て復活しても、高橋大輔が渡米している間も同様のバッシングは続いていたが、試合で結果を出しメディアに取り上げられているのが羽生結弦であり、それ以上のバッシングができる材料試合結果やメディアから得られるわけではなかった。この世界選手権までは。



このタイミングでの「練習妨害」「抗議」報道一般的フィギュアファンの多くは当初懐疑的だった。デニス・テン日本アイスショーにも出演し、羽生結弦を含めた日本人選手との交流もあり、多くのスケートファンから慕われている選手であり、彼が日本人選手に対して故意妨害する、といった情報はにわかには信じがたいものであった。

また一方で羽生結弦も、これまで様々な場面においても(ファンに付きまとわれ試合直前にドアにぶつかって眼の近くを打撲し試合に影響があった時でさえ)声を荒げた場面は報道も目撃も含め情報としてメディアに上がってきたことがなく、公式な抗議も無論初めての行動であったかである

しかしこの時点でこの騒動に飛びついたのが、上記のような浅田真央ファン高橋大輔ファンである

彼らは即座に#GoDenis というハッシュタグ作成し、

あなたは悪くない、素晴らしい選手私たち応援している」と口々につぶやきはじめた。

それらのツイートひとつ前後には「悪いのはあの人」というように、抗議をした羽生結弦への当てこすりが含まれていたりするのだが、ここで(ある意味まり考えのない)デニスファンでもある羽生結弦ファン達が、一部のつぶやきだけを眼にしてリツイート拡散しはじめ、さらにこの動きは拡大した。

そしてその後のデニス・テンInstagramでの釈明である

https://www.instagram.com/p/BDsUO1oO43G/

すでにTwitter上には彼の英文翻訳はたくさん流れているが、アイコン確認し他のつぶやきを目にすると、過半数が浅田真央ファンもしくは高橋ファンで、デニス・テンファンがその行動に大きくかかわっているわけではない。

それらのつぶやき翻訳の後に「レイシズム反対」「出自問題にするのはおかしい」と主張する一方、羽生結弦をあてこすった内容のつぶやきRTしたり、過去に「韓国は嫌い」「キム・ヨナは嫌い」とつぶやいていたりする。

この「羽生ファンレイシスト騒動

炎上いちばん喜んでいるのは、デニス・テンファンでもなく、羽生結弦ファンでもない。

この騒動きっかけに羽生結弦をこき下ろしたかった、高橋大輔ファン浅田真央ファン(のそれぞれ一部)である

レイシズム反対を叫ぶのは浅田真央ファン高橋大輔ファンが多いけれど、同時にこれまで韓国キム・ヨナにいわれのない中傷をし、別の選手コーチスタッフLGBT理由にした嘲笑をこれまで執拗に投げかけてきたのも、また同じ集団なのである



デニス・テンに対するレイシズムけが悪であり、キム・ヨナ韓国への中傷LGBTに対する中傷正義、と考えているなら、今回彼らが盛り上げている抗議運動に加わるのも良いかもしれない。

それが果たして差別反対と呼べるものなのかはわからないが。

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