応援上映の恐ろしいところは「客席が仕上がってしまえば館内に特殊な設備は不要である」ということを観客に知らしめてしまうところ、だと思った。
応援上映専門の映画館が出来てもおかしくないか、と思ったが、でもそれってあれか、ライブハウスってやつか?
ルールが変わるのかも知れないし、厄介な客が来た時点で破綻するのかも知れない。そもそも「応援上映可能な映画」なんてもの自体、そう多くない気がする。
そう考えると、椅子に縛り付けて一方的にぐわんぐわんやる3Dとか4DXとかは、映画としての体裁は崩さず、体験を増幅させる進化なんだな、と思った。
応援上映は普通の映画上映に比べたら、やっぱり亜流なのかも知れない。映画館の使い方としては、可能性を秘めているとは思う。
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